文系卒業生

文学

奈須きのこ「空の境界」を文学的に読み解く卒業論文

卒論の題材に「空の境界」を選んだ理由は、単刀直入に言って、奈須きのこ氏の作品が好きだからです。 奈須きのこ氏の諸作品には、壮大な世界観とロマン溢れるストーリーがあり、とても心惹かれます。 奈須きのこ氏は「TYPE-MOON」とい...
歴史

ベトナム人の日本への羨望なぜ?ファン・ボイ・チャウの東遊運動に注目

大学1年間休学をしてベトナムに研修留学をした際に違和感を覚えました。 ベトナムは親日国として有名ですが、日本で明治維新後に当たる時代に日本への留学促進運動があったことに衝撃を受けました。 しかし日本に関する運動であったにもかかわ...
社会学

卒論で取り上げた人口構造の動向と公的医療保険の展望について

「人口構造の動向と公的医療保険の展望」で卒論を書こうと思ったのは、大学3年生の時、少子高齢化について調べたことがきっかけです。 日本の総人口は毎年減少していて、若者の減少と高齢者の増加が同時に起こる人口減少社会へと突入していることが分...
法律

日本の刑罰の特長は?刑の一部執行猶予、週末拘禁を卒論で提案

法学部に入り、刑法に興味を抱いて刑法ゼミに入りました。 そこで刑務所への見学に行きました。 そのときに受刑者が誕生月にケーキを食べられるという話を聞きました。 その時、僕自身は「人間らしくて良い」と感じました。 しか...
歴史

歴史学の卒論テーマに「幕末期の琉球」を選んだ話

幕末期の琉球というテーマには現在も研究に関する書籍を読むくらい、魅了されています。それもひとえにこのテーマが「面白そうに見えた」こと、実際取り組んでみたら「面白かった」ことに尽きます。 歴史学に限らず、研究というものには大きく、2種類...
教育

卒論で教材開発…小学1年生は自分で算数問題を作れるか?

「小学1年生が自分で算数の問題を作る」。 これを卒論のテーマにしたのは、算数における式の意味を具体的な場面と結びつけて理解できるようになってほしいと思ったからです。 大学では、初等教育の算数撰修という学部に在籍していました。そこ...
文化人類学

民俗学の卒論で「おわら風の盆」のフィールドワークを行った経験

高校2年生の時、以前から興味のあった柳田国雄の「遠野物語」を読みました。 妖怪が出てくる怪奇譚と何となく思っていたのですが、読んでみると予想以上に面白く嵌ってしまいました。 そして、柳田先生の「遠野物語」の続きを書きたいと思いま...
文学

紫の上は妾の立場?源氏物語に見る婚姻制度と女性同士の階層勝負

現代では、浮名を流すことは社会的な措置を講じられることもあり、制度的にも社会認識的にも一夫一妻制を重んじていることは明確である。 しかし、古典文学では男性が複数の女性と浮名を流す作品が多く残されており、男女関係は作品における主流のテー...
心理学

大学生の孤独感を和らげるのは大学でできた新友人?以前からの旧友人?

大学時代、大学入学後にできたサークルの友人に悩みを打ち明けると、冷たい反応をされたことがありました。 思い返せば、大学入学後にできた友人とは悩みを相談し合えるような深い関係ではないように感じました。 そこで、大学生の友人、特に大...
教育

受験英語と使える英語の違いは?大学入試の「会話形式の問題」に注目

卒業論文のテーマに英語教育を選んだ理由は、夏休みから論文を書かなきゃいけない時期に差し掛かった時、当時教育実習を終えたばかりだったので、英語教育について書いてみたら割と早く終わるのではないか、と思ったからです。 英語教育に関連するテー...